睡眠不足が続くとどのような状態に陥る?
「これから年末年始にかけては仕事も忙しくなるし、忘年会シーズンで飲み会もたくさんあるし
毎年の事だけど、ウコンと栄養ドリンクに頼るかぁ」なんて感じる人も決して少なくないと思いま
す。では、睡眠が身体にもたらしてくれる働きを見ましょう
睡眠の役割と働き
- 脳の休養とメンテナンス・・・例えば、脳の老廃物でありアルツハイマー病の原因でもあるアミロイドβ(ベータ)というタンパクは主に睡眠中に脳脊髄液中へと洗い流されています。
- 記憶の整理と定着・・・これは睡眠中に嫌な記憶が整理され、必要に応じて消去されているからです。また学習した記憶が睡眠によって定着・保持されるだけでなく、むしろ向上・強化されることも
- ホルモンバランスの調整・・・アンチエイジング(抗加齢)ホルモンの代表格とされ、肌や筋肉、骨、内臓の傷んだ細胞を修復し新陳代謝をサポートし、免疫力や脳、視力の働きを強化するほか、コレステロール値の低下作用もあります。また睡眠不足になると脂肪細胞から分泌される食欲を抑制するレプチンというホルモンが減少し、胃から分泌される食欲を増すグレリンが増え、生活習慣病を発症する可能性が高まります。
- 免疫向上・・・睡眠前から睡眠期前半にかけて多く分泌されるメラトニンというホルモンは胸腺という臓器に働きかけて、免疫の主要な働きを担うTリンパ球をたくさん作らせ感染症を治癒に向かわせます。またインフルエンザなどの予防接種の効果は睡眠の足り具合によって差があることも報告されています。
この様に睡眠は身体の機能を向上させることだけではなくて、精神安定・ホルモンバランス調整
など様々な役割があります。
良質な睡眠のとり方を簡単に見ていきましょう!
難しい理屈や表現ではなく分かりやすく簡単に説明致します
- スマホ、パソコンを寝る1時間前には触らない、見ない。・・・ブルーライトを浴びている時間が長くなると交感神経を刺激をしてしまい、寝ている間も脳が起きている状態になると言われています。
- お風呂(湯船)に浸かり、体温を少し上昇させる。・・・湯船に浸かることにより、体温の上昇が起こります。そこから1時間ほどすると1℃ほど体温が下がってくるときに就寝すると眠りにつきやすいと言われます。
- 食べ過ぎ・飲み過ぎに注意を払う。・・・たくさんの食事やアルコールを摂取すると血流の流れが胃に集中してしまいます。逆に、睡眠不足が続くと食べ過ぎになりやすいというデータもあります。
- 毎日、適度に運動・ストレッチを行う・・・身体の基礎代謝を高めて、新陳代謝を促す効果だけではなく、規則正しいリズムが生まれやすくなります。
精神崩壊にも繋がるり、社会生活に支障が・・・
「毎日残業しても追いつかない仕事、家でもするか」「楽しい・おもしろいTVは深夜ばかり」
みなさん1度は経験したことありませんか?で、次の日「眠い。」「今日は早く寝よ~」って
オチが連日続いたり・・・
こんな日が続くと、身体がだるい・しんどいなどの自覚症状が現れてきます。でも、仕事は
期日があるからと、栄養ドリンクにサプリなどで切り抜けよう。
これ、危険ですよ!
身体は睡眠が短かくて、質が悪い状態が続くと逆に仕事の効率に生産性を落とすということは
データからも分かっているんです。
しかも、通常なら問題ないことでも失敗や忘れ物をしがちになりますし、冷静な判断すらも
出来なくなっていきます。こういう状態はすでにうつ状態といても過言じゃありません。
うつ状態になると、睡眠をとる事もままならなくなったりマイナスの事を考えるようになったり
と、一般社会で生活をしていく事が困難になります。
ここで怖いことは自分では気づかないうちに進行していくという事。
ですので、休日前や仕事が忙しくなる前には十分な休息を心がけましょう。
睡眠不足解消は=脱毛予防の一環
睡眠不足になる事・質の悪い睡眠をすることは=脱毛の手助け・助長になります。
髪の毛は身体の健康と共に成長をしていきます。
AGAに関しては男性ホルモンによる影響が脱毛に繋がるので、AGA対策を!
遅い食事の際は軽めに済ませて、湯船に浸かってリラックスを出来る環境を整える事は
身体も精神も整える事に繋がりますので、試してください。
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