皆さんは髪の毛を心配した時に育毛剤を選択されると思います。
その育毛剤にはたくさんの種類があり、選ぶ時にどれを使おうかなぁ?どれが効果的かなぁ?って選ぶと思いますが、その1つに最近はノンアルコールやエタノール不使用という言葉を見たことはありませんでしょうか?
そもそも、アルコール・エタノール入りに意識したこともないのにノンアルコールやエタノール不使用と記載があればどういう事?ってなる人もおられます。
特に、女性用と書かれた育毛剤でよく目にします。なんか、優しそうな感じがして購入をされる方も多いかもしれませんがそれぞれの特徴もありますので脱毛や薄毛に悩んでいる状況に合わせたのを使用してもらうためにまとめてみました。
そもそも、育毛剤は頭皮の表面に塗布してバルジ・毛母・毛乳頭などに浸透させて髪の成長や、脱毛の原因を食い止める働きと目的としています。
なので、塗布した育毛エッセンスをたくさん目的の所まで届けられる方が効果に期待が出来るという事です。
しかし、残念なことに皮膚には皮脂というバリアも存在をしている事も理解が必要なんです。
それぞれの特徴 | アルコール入り | ノンアルコール |
代表的な育毛剤 | ・リアップ・アデノバイタル ・カロヤン・イノベート ・サクセス・チャップアップ ・スカルプDシリーズ・育毛トニック系 | ・SUNA・加美乃素 ・U-MA・キーエボ ・マイナチュレ・アフタリスト 他にもあります |
特徴《メリット》 | ・頭皮の皮脂を融解し、浸透を助ける ・容器内での雑菌などの繁殖を防ぐ ・内容成分の融合のお手伝い ・血行の促進 | ・肌刺激が少ない ・ヘアカラー、パーマ後でも使用可能 |
特徴《デメリット》 | ・肌に他する刺激が強い ・種類が多すぎる | ・浸透性が弱い ・種類が少ない |
テレビのCMではアルコール入りの育毛剤がバンバンと流れいるのに対して、ネットや広告にはノンアルコールの育毛剤がバンバンと書かれていたり流れている。
ご使用される方の肌質が弱い方はノンアルコールをお勧め致しますが、それ以外の方に関しては謳い文句に惑わされずに選んで頂きたいです。
アルコール入りに拒否反応を起こすよりは、髪の毛の脱毛や薄毛が改善をして鏡に映る自分が笑顔になれることの方が幸せになってもらえるとわかっているからと、長年の間サロンでお客様を対応をしてきた経験をお伝えをすると効果が実感できないと続かない。
これは、どんなことにも言えるとは思います。勉強にしたってスポーツにしたってダイエットだってそうです。
近道も特効薬もなく地道な作業です。
ですが、特性を理解した上で自分の肌質と相談をすれば大丈夫なんですよ!
もちろん、ノンアルコールの育毛剤も浸透性が悪いことを理解をしているうえで有効成分を必要な場所に届くような工夫を凝らされているとは思います。
当店でもアルコールフリーの育毛剤は取り扱いをしており、SUNAバイオショットは有効成分をナノ化してメラノサイトで機能しなくなったメラニン細胞に働きかける特許成分タラタンニンが届くようされていたりもします。
今は、育毛剤の戦国時代になっています。裏を返せば髪でお悩みの方で溢れいているという事。色んな情報がありますが、他人のおすすめを使うよりもまずは自分の頭皮環境と脱毛原因を知ってからでも遅くないと思います。
シャンプー後の12時間・24時間後に頭皮を指で少し擦ってください。そうすると指先に脂っぽくなっていると思います。このチェックで脂分の目安が分かります。
・12時間・24時間共に目立つほど脂分がない・・・乾燥肌
・12時間目立つほどないが、24時間後は少しテカる程度なら・・・やや乾燥
・12時間少し目立つくらい、24時間後は脂分を感じる程・・・普通
・12時間で目立ちはじめ、24時間後は目立つし粘りもある・・・やや脂漏
・12時間で目立ち、24時間後は額など生え際もテカる・・・脂漏
ですので、乾燥している方はノンアルコール育毛剤うんぬんよりも頭皮保護のオイルや頭皮用トリートメントなどでコンディションを整える事を優先しましょう!
長くなりましたが、どちらが良い悪いではなくて特性と肌質を理解した上で上手に使用をしていただけると育毛剤は味方になってくれると思います。
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[…] 育毛剤のアルコール入りとノンアルコールの何か違うの? […]